[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/05/14
抄訳記事公開日:
2013/08/01

中・英、スマートグリッドと自動車提携研究を展開

中・英、スマートグリッドと自動車提携研究を展開

本文:

2013年5月14日付の「中国科学報」ネット版は、スマートグリッドと自動車提携研究プロジェクトに関する記事を発表した。本記事ではその概要をまとめる。

英国工学物理研究会議(EPSRC)と中国国家自然科学基金委員会(NSFC)はこのほど、スマートグリッドと自動車に関する研究プロジェクトを発表した。双方は、400万ポンドを投入し、今回の提携研究を支援する予定である。

今回の提携プロジェクトは4つあり、それぞれのテーマは、電池特性の測定と管理、スマートグリッドに接続する自動車エコ充電(iGIVE)、自動車とスマートグリッドの継ぎ口及びネットワークインタラクティブ、電力網経済・計画・商業モデル、である。

NSFCエンジニアリング・材料科学部電気工学領域の丁立健主任によると、「スマートグリッドは最も重要な未来エネルギープラットホームとしての研究は世界で最もホットな話題の一つに違いない。今回の提携研究プロジェクトを通して、両国の研究者は、長期的な協力関係を構築し、これは両国のスマートグリッドの発展を大いに促進する見通しである」とのこと。

EPSRC中国処主任のAlicia Greated氏は、「エネルギー分野における共同出資援助は、両国にとって非常に重要な課題である。同研究は、グリーン技術の発展に重要な貢献をし、両国が研究分野で定めた基礎を強化する見込みである」と語った。

[JST北京事務所]