[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/05/16
抄訳記事公開日:
2013/08/01

衛星測位システム「北斗」、新たな時空情報サービス体系を構築

北斗构建新时空信息服务体系

本文:

2013年5月16日付の「中国科学報」ネット版は、第4回中国衛星航法学術年次総会が開催されたと報じた。本記事ではその概要をまとめる。

「北斗の応用―チャンスとチャレンジ」を題とした第4回中国衛星航法学術年次総会が15日、武漢で開催された。中国、アメリカ、ロシア及びヨーロッパなどの国・地域の衛星測位システムの責任者、専門家は衛星測位の新しい進展と発展の趨勢について、討論及び交流を行った。

 北斗衛星測位システムプロジェクトの総設計師・中国科学院の孫家棟院士は、「衛星測位技術については今、様々な情報技術と融合し、インテリジェント化された時空情報利用の時代が幕を開けた」と語った。

 また、孫家棟院士は、「衛生測位は、ソフトウェア産業、製造業、データ産業、サービス業といった様々な産業と融合した複雑なハイテク・インテリジェント情報産業という特徴を示し、人々は航法情報という基本的な用途の範囲を超え、時空情報の無尽蔵な価値を提供している。また、衛星測位産業は、伝統的な製品産業から、電子地図、位置サービス、品質検査などの関連産業にまで広がり、さらに自動車電子、地理情報、モバイルインターネット、スマートシティなどの産業とも融合している」と指摘した。

[JST北京事務所]