[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2013/05/22
抄訳記事公開日:
2013/08/01

「十二・五」期間、中国、100の中西部地方大学建設に100億元を投入

“十二五”中国将投入100亿元支持100所中西部地方高校

本文:

2013年5月22日付の「中国科学報」ネット版は、「中・西部高等教育振興計画(2012―2020年)」を発表した。本記事ではその概要をまとめる。

中国教育部、国家発展改革委員会、財政部は22日、「中・西部高等教育振興計画(2012―2020年)」(以下、「計画」と略す)を正式に発表した。「計画」に基づき、中国は、中・西部大学基礎能力建設プロジェクトを実施し、100のハイレベルで特色のある地方一般大学の発展、大学の教育の基礎能力の向上を重点的に支援するために100億元を投入する。

教育部高等教育局の張大良局長は、「2012年、中・西部の大学・高等専門学校に在籍する学生数は全国の65.6%を占めているが、全体的に見ると、中・西部の大学の基礎能力の建設があまねく遅れており、中・西部の高等教育の発展を制約するボトルネックとなっている。基礎能力の建設を強化することは、中・西部高等教育を振興する重要で差し迫っている任務になる」と語った。

 また、張局長によると、「中・西部大学基礎能力建設プロジェクトの実施範囲は、河北省、山西省、遼寧省、吉林省、黒竜江省、安徽省、江西省、河南省、湖北省、湖南省、内モンゴル、広西省、重慶市、四川省、貴州省、雲南省、チベット、陝西省、甘粛省、寧夏、青海省及び新疆生産建設兵団所属普通大学となっている。

[JST北京事務所]