欧州研究会議（ERC）の2014年1月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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欧州研究会議（ERC）は、世界各国から集まる政治指導者やビジネスリーダーと科学について議論するため、スイスのダボスで開幕されている世界経済フォーラム（WEF）に参加している。今年の会議には、ERC ― 優れたフロンティア研究の助成を実施する初めての汎欧的機関 ― を代表して、ノーベル賞受賞者でERC科学委員会（Scientific Council）メンバーでもあるティム・ハント卿、2013年末までERC理事長を務めたヘルガ・ノヴォトニー教授、および第一線で活躍する科学者2名が出席している。

同じくこの会議に出席しているベルギーのエリオ・ディルポ首相は、ERCは欧州の科学とイノベーションの発展に重要な役割を果たしているとして称賛した。ERCは、今年のダボス会議のテーマである「世界の再編：社会、政治、企業に対する影響（The Reshaping of the World: Consequences for Society, Politics and Business）」の下に設けられた6つのセッションに参加している。

なお、ティム・ハント卿とヘルガ・ノヴォトニー教授は、腕の骨折のため出席が不可能となったERCの新理事長ジャン・ピエール・ブルギニブルギニョン教授の代理として出席している。

[JSTパリ事務所]