[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2013/12/19
抄訳記事公開日:
2014/03/04

エネルギー省、燃料電池・水素技術市場に関する報告書発表

Energy Dept. Reports: U.S. Fuel Cell Market Production and Deployment Continues Strong Growth

本文:

エネルギー省は12月19日、燃料電池・水素技術市場に関する3つの報告書を発表し、同分野では米国が世界でも最大級の市場で、燃料電池産業に対する2012年のグロー バル投資の8割が米国企業によるものと分析した。
エネルギー省および民間企業の努力により、自動車の燃料電池コストは2006年から50%、2008年から30%削減され、耐久性は倍増した。中でもコスト要因となっていたプラチナの使用量が2005年に比べて80%削減できるようになった。この成果に基づき、エネルギー省は費用対効果が高く、先進的な燃料電池の生産を後押しするため、700万ドル以上の助成を発表した。
その他、報告書では官民共同で水素供給インフラに取組むパートナーシップ(H2USA)などについて紹介されている。同パートナーシップでは自動車会社、政府機関、ガス供給会社、水素・燃料電池業界が協力し、費用対効果の高い燃料を提供する仕組みを検討する。

[DW編集局]