[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
バーデン=ヴュルテンベルク(BW)州環境気候エネルギー経済省
元記事公開日:
2014/02/21
抄訳記事公開日:
2014/03/20

太陽光発電X-GWプロジェクト

Fachworkshop zur Zukunft der Photovoltaik in Deutschland und Europa

本文:

バーデン・ヴュルテンベルク(BW)州環境大臣の呼びかけにより、ドイツとEUの太陽光発電の将来に関して議論するため、経済界やアカデミアの専門家50人がシュトゥットカルトで開かれたワークショップに参加。これに関して同州環境省が概略以下のような報道発表を行った。

議論の中心となるのは、いわゆるX-GW(X-ギガワット)プロジェクトの下での国境を越えた産業協力である。

マイネル(BW)州環境省局長はワークショップの冒頭、エネルギー転換の成功において太陽光発電が鍵を握ると指摘。また中国との厳しい競争による、EUの太陽光発電産業のリスクに言及した。重要なことは、危機を脱するコンセプトや方策であるとし、「BW州は太陽子発電の分野で依然として最高の技術水準にあり、競争力がある。これを維持するのが重要な目標である」と語った。

マイネル局長によれば、フラウンホーファー生産技術自動化研究所(IPA)とフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所(ISA)が同州環境省の委託によって作成したX-GW工場の建設の可能性に関する調査報告書は、議論の価値ある、革新的なインパクトとなる考え方である。

調査報告書は最終的に、ギガワット(GW)規模太陽光発電モジュールの大量生産がEUの太陽光発電産業の競争力を再起するための方策となりうる、としている。

[DW編集局]