[本文]

国・地域名:
クロアチア
元記事の言語:
クロアチア語
公開機関:
クロアチア科学教育スポーツ省
元記事公開日:
2014/03/12
抄訳記事公開日:
2014/03/26

クロアチア・日本の共同科学研究プロジェクトが終了

Closing Ceremony of Croatian-Japanese project "Identification of risk and land use planning to mitigate disasters in landslides and floods in Croatia"

本文:

クロアチア科学教育スポーツ省の2014年3月12日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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2014年3月12日(水曜)、科学教育スポーツ省において、クロアチアと日本の共同プロジェクト「クロアチア土砂・洪水災害軽減プロジェクト」が正式に終了した。

これは、クロアチアと日本の科学研究プロジェクトでは最大規模のもので、5年間にわたって実施されたものである。クロアチアの科学教育スポーツ省、日本の国際協力事業団(JICA)および科学技術振興機構(JST)による支援のもと、クロアチア側からはリエカ大学、スプリット大学、ザグレブ大学およびクロアチア地質調査所が、日本側からは新潟大学、京都大学、および地滑りに関する国際的なコンソーシアムである国際斜面災害研究機構(ICL)が参加して、このプロジェクトが行われた。

また、両国の研究者らは現場での実施にあたって、ザグレブ市、クロアチア水道公社やNational Protection and Rescueと共同作業を行った。

プロジェクトの主な目的は、クロアチアにおける洪水と土砂災害の影響を軽減し、空間計画システムと国民保護に適用可能な手法の開発に貢献することであり、日本からは機器とソフトウェアが用意され、クロアチアの専門家らはこの分野における研修を実施した。

[JSTパリ事務所]