[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2014/04/08
抄訳記事公開日:
2014/05/14

エネルギー転換の現状に関するモニタリング

Gabriel nimmt Experten-Stellungnahme zum Monitoring-Bericht zum Stand der Energiewende entgegen

本文:

連邦政府は、ガブリエル連邦経済エネルギー(BMWi)大臣によって提出された第二モニタリング・レポート「未来のエネルギー」を閣議で承認した。これはエネルギー転換実施におけるエネルギー効率、再生可能エネルギー、発電、電力網、温室効果ガス排出、エネルギー価格等の領域における事業の進展や重要課題を概観するもの。モニタリングの工程においては、エネルギー転換と2010年のエネルギーコンセプトの実施状況を継続的に検討する。

同大臣は「脱原発、再生可能エネルギー比率増加、エネルギー効率化、経済的で信頼のおけるエネルギー供給など、エネルギー転換には明確な目標がある。再生可能エネルギー改正法は、この目標に向けての決定的な一歩であり、今後さらに歩みは続く。モニタリング・レポートは、エネルギー転換が発送電だけでなく、産業、インフラ、家庭における熱効率も非常に重要であると示唆している」と語った。

モニタリングを担当する専門家委員会は、再生可能エネルギーの電力消費に占める割合を2020年までに18%に上げるという連邦政府の、目標を実現可能であるとしている。同委員会はまた、エネルギー転換におけるエネルギー効率改善の重要性を強調し、この点での更なる行動が必要とみている。

[DW編集局]