[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2014/04/14
抄訳記事公開日:
2014/05/19
元記事の言語:
ドイツ語

職業教育をより魅力的なものに

Berufliche Bildung attraktiver machen

本文:

学術審議会(WR)はこのほど職業教育と大学教育に関する勧告を行った。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略以下のような報道発表を行った。

ヴァンカBMBF大臣は学術審議会が、職業教育と大学教育が同等の価値があると明確に表明したことを歓迎すると語り、「ドイツが将来にわたり革新的であり続け、繁栄を維持、拡大していくためには、優秀な専門人材を適切に供給できることが重要である。また職業教育と大学教育の間に正しいバランスを保ち、この二つの有効な教育領域の価値を等しく確保することが中心的課題である」とした。

学術審議会は、若者が職業教育と大学教育のいずれかに進路を決断するために、適切な指針を提供すべきであると勧告した。適切な情報やアドバイスは、学生が自分の関心や能力に合った教育を選択するためのベースとなる。BMBFは勧告を受け、職業教育強化とその大学教育とを融合させる戦略に取り入れる予定。

連邦政府はここ数年、職業教育の認定に関し重要なイニシアティブをスタートさせた。ひとつは「ドイツ資格枠組」において、マイスター資格を大学の学士(バチェラー)と同等としたこと。また職業教育で取得した資格を大学のカリキュラムに加算する施策も、職業資格取得者が大学教育課程に容易に進めるようにするものである。

職業教育と大学教育間の流動性は、今後数年の教育政策の最も重要な課題に数えられる。ヴァンカBMBF大臣は「職業教育から大学の課程への転換をより簡素化し、二元的な教育をより魅力あるものとすることが肝要である」と語った。逆に大学中退者が大学で取得した単位を職業教育訓練の過程で承認する制度も必要である。

[DW編集局]