[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
原子力・代替エネルギー庁(CEA)
元記事公開日:
2014/06/11
抄訳記事公開日:
2014/07/07

実行担当者の養成と工事の効率化を目的とした原子力施設取り壊しのシミュレーション

Simuler le démantèlement des installations nucléaires pour former les opérateurs et optimiser les chantiers

本文:

原子力・代替エネルギー庁(CEA)の2014年6月11日標記報道の概要は以下のとおり。

Oreka Sud社と国立原子力科学技術研究院(INSTN、CEAに設置された高等教育施設)はこのほど、原子力用ソフトウェア「DEMplus for nuclear」を教育向けに活用する協定を締結した。

この提携関係により、CEAの技術基盤を基にOreka Sud社が開発したこの革新的なソフトウェアをINSTNの情報処理室に備えることが出来る。学生や研修生は、原子力施設の取り壊し作業のシミュレーションに関して先駆的手段を活用することができる。このソフトウェアは実現可能性、コストと期間の管理、線量測定、安全管理等あらゆる側面に対応しているからである。利用者はビデオゲームの感覚で3次元モデルと相互のやり取りを行い、実施すべき様々な操作をシミュレートする。そうすると人型ロボット(アバター)または現場にいるロボットの移動や行動により、施設の「取り壊し」を仮想的に行うことができる。

[DW編集局+JSTパリ事務所]