[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス連邦材料試験研究所(EMPA)
元記事公開日:
2014/08/07
抄訳記事公開日:
2014/09/03

分子種を利用した構造的に純粋なカーボンナノチューブの合成

Synthesis of structurally pure carbon nanotubes using molecular seeds - Research of Empa scientists on the cover of “Nature”

本文:

スイス連邦材料研究所(EMPA)の2014年8 月7日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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Empaおよびマックス・プランク固体研究所(Max Planck Institute for Solid State Research)の研究者は、所定の単一構造(single predefined structure)、すなわち同一の電子物性を備えた単層カーボンナノチューブ(CNT)の“成長”に初めて成功した。『Nature』誌の最新号に掲載された研究者の報告によると、CNTは、プラチナの表面上にあるカスタムメイドの有機前駆体分子から、いわば“自らを組み立てる”。将来的には、このようなCNTが超高感度光検出器や超小型トランジスターなどに利用される可能性がある。

[JSTパリ事務所]