[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
米国科学振興協会(AAAS)
元記事公開日:
2014/07/22
抄訳記事公開日:
2014/09/04

2016年度予算でも重点はやはり製造業、クリーン・エネルギー、気候、神経科学 

FY 2016 Budget to Again Prioritize Manufacturing, Clean Energy, Climate, Neuroscience

本文:

米国科学振興協会(AAAS)の2014年7月22日標記報道の概要は以下のとおり。

ホワイトハウスは先ごろ2016年度予算要求関連で4項目のメモを公表した。その中には行政管理予算局(OMB)および科学技術政策局(OSTP)による科学技術年次重点課題が含まれる。

議会は2015年度予算の審議中であるとしても、政府機関は来年2月に予定される2016年度予算要求の数ヶ月間の編成作業に着手している。OMB/OSTPの共同メモは夏半ばに発表されるのが慣例で、各省庁の予算において特に強調すべき領域を特定する。政府の科学技術重点課題は毎年大きく変化するわけではなく、例年現れ、今年もリストに載った重点課題には次のものがある。

・先進製造業および「未来の産業」
・再生可能エネルギー、エネルギー効率、輸送などの、クリーン・エネルギー
・気候研究
・情報技術
・神経科学等の生物学的イノベーション
・国家安全保障
・確かな情報に基づく政策決定に関する研究開発

今年のメモで加わった新たな重点課題としては、地球観測データがある。

[DW編集局]