[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2014/08/26
抄訳記事公開日:
2014/10/14

2011年のデータによると、米国企業の研究開発は特定の州や大都市圏に集中している

2011 data show U.S. business R&D highly concentrated by state and metropolitan location

本文:

国立科学財団(NSF)の2014年8月26日標記報道発表の概要は以下のとおり。

NSFの最近の報告によると、2011年に米国の50の州およびコロンビア特別区で企業が費用を負担して実行した研究開発の約半分は、カリフォルニア、ワシントン、テキサス、マサチューセッツ、ミシガンの5州で実行されている。

全般的には2011年に企業は米国で、企業独自の支出によって2390億ドルの研究開発を実施している。大企業は最大規模の研究開発を、その主たる研究開発現場であるサンノゼ・サンフランシスコ・オークランド、シアトル・タコマ・オリンピア、ロサンゼルス・ロングビーチの統合統計圏(CSA)で実施している。これらの地域の代表的な研究開発の業種は様々で、サンノゼ・サンフランシスコ・オークランドの場合はコンピュータ・電子製品の製造業、シアトル・タコマ・オリンピアの場合は情報技術・航空宇宙産業がそれぞれ支配的である。ロサンゼルス・ロングビーチCSAの場合は、多くの大企業研究開発の本拠地であるが、研究開発の成果で極端に大きなシェアを有する特定産業は見られない。

[DW編集局]