[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス国立科学財団(SNSF)
元記事公開日:
2014/09/16
抄訳記事公開日:
2014/10/31

ポスドクのモビリティを促進するフェローシップ

Advanced Postdoc.Mobility: integration of SFGBM fellowships into the SNSF

本文:

スイス国立科学財団(SNSF)の2014年9月16日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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スイス医学アカデミー(Swiss Academy of Medical Sciences:SAMS)とスイス国立科学財団(SNSF)は、スイス生物学・医学助成基金(Swiss Foundation for Grants in Biology and Medicine:SFGBM)のフェローシップ「Advanced Postdoc.Mobility」を2015年、SNSFに統合することを共同決定した。

これにより、2015年以降、全研究分野(実験医学および臨床医学、並びに基礎医学としての生物学分野を含む)からの本フェローシップへの応募はすべてSNSFによって審査されることになる。この統合に伴い関連の規則が改訂され、これまでSFGBMが実施していたフェローシップへの申請審査を担当する評価会が設立された。

Advanced Postdoc.Mobilityフェローシップは、研究者が12~36カ月の間、ポスドクとして海外に滞在し、研究ができる制度である。フェローシップに申請する際には、スイスの研究機関で3~12カ月間、研究するための帰国時助成金(給与および社会保障積立金)を申請するオプションもある。

[JSTパリ事務所]