[本文]

国・地域名:
ノルウェー
元記事の言語:
英語
公開機関:
ノルウェー研究会議
元記事公開日:
2014/10/09
抄訳記事公開日:
2014/11/05

ノルウェー政府、2015年度の政府研究予算案を提出

A robust budget for research

本文:

ノルウェー研究会議の2014年10月9日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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ノルウェー政府は、向こう5年間で研究活動に対する公的資金をノルウェーのGDPの1%相当額まで増加させる提案をした。この予算案には、世界有数の研究グループや競争力のある知識ベースの産業部門、国際化施策をに関する資金の大幅な増額も盛り込まれている。

2015年度の政府の研究予算案は、279億NOK(33.5億ユーロ)から300億NOK(36億ユーロ)へと、名目上、21億NOK(2.5億ユーロ)の増加となっている。

ノルウェー研究会議を通じて資金供与される制度に直接影響する事項は、以下の通り。
*世界最先端の研究グループへの助成制度に1億6,000万NOK(1,920万ユーロ)を増額。内訳は以下の通り。
­ インフラへの資金調達:1億NOK(1,200万ユーロ)
­ FRIPRO資金供与スキーム:6,000万NOK(720万ユーロ)

*欧州における共同研究への参加促進のため、1億1,500万NOK(1,380万ユーロ)を増額。内訳は以下の通り。
­ STIM-EUスキーム:8,500万NOK(1,020万ユーロ)
­ EUのプロジェクトへの参加促進およびその他の支援策:3,000万NOK(360万ユーロ)

*ノルウェー産業界の研究活動とイノベーション能力強化に1億2,000万NOK(1,440万ユーロ)。内訳は以下の通り。
­ ユーザー主導・研究基盤型イノベーションプログラム(BIA):7,000万NOK(840万ユーロ)
­ 研究開発成果に基づく新製品、新サービスの開発プログラム(FORNY2020):2,000万NOK(240万ユーロ)
­ イネーブリング・テクノロジー関連活動:3,000万NOK(360万ユーロ)

[JSTパリ事務所]