国防企業センター(Centre for Defence Enterprise: CDE)の2014年10月14日付標記公告の概要は以下のとおり。

軍用プラットフォームには、複雑で要求水準の高い武力に見合う様々な新規先進材料を取り込むことがますます必要になっている。このような要求に合う構造体を組み立てるには、広範な種類の材料の接合に使えるメソッドが必須である。

CDEの本テーマ別コンペティションでは、先進材料と構造体との接合部の作製・管理に必要な新規ツールや手段の開発につながるプロポーザルを求めている。接合機構を向上させることで、軍用構造体への新材料の組み込み、プラットフォームの製造・修理に係るコスト削減、接合部の耐久性の改善、新しい設計オプションによる性能向上が可能になる。

材料としては、同種または異種の材料と接合する金属、セラミック、ポリマー、複合材料などがある。また、先進製法により生産される新種の接合機構や材料を包含する接合部の開発も対象になる。

本コンペティションによるファンディング総額は、50万ポンドである。

[DW編集局]