[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2014/09/29
抄訳記事公開日:
2014/12/02

中国の国際科学技術論文の被引用回数、世界第4位

中国科技论文被引次数居世界第四

本文:

2014年9月26日、中国科学技術情報研究所は、北京で「中国科学技術論文の総体表現(概況)」という報告書を発表した。同報告書によると、2004年から2014年9月まで、中国科学技術界は国際論文136.98万本を発表し、2013年より19.8%増加し、世界第2位にランクされた。論文の被引用回数は1037.01万で、世界第4位にランクされた。

同時に、中国国際科学技術論文の被引用回数の増加スピードは著しく他の国を超えている。一本あたりの平均被引用回数は7.57で、前年比9.4%上昇し、16の分野の被引用回数が世界トップ10になった。

2013年に国際科学技術論文の被引用本数がトップ10の科学研究機関は全て中国科学院所属研究機関で、38042本が引用され、引用回数は714546である。2013年中国科学技術大学の国際論文の被引用本数は中国の大学で第8位にランクされ、引用される論文13141本で、その回数は190591である。

2014年9月までに、中国論文は384本、論文総数の15.7%を占めて、世界第4位にランクされ、2013年とほぼ同じである。

『ネイチャー』『サイエンス』及び『セル』という世界トップレベル学会誌について、2013年に刊行された論文合計5806本のうち、中国論文は226本を占めた。論文の数は39本増加し、世界第6位にランクされた。

[JST北京事務所]