デンマーク科学技術イノベーション省の2014年11月13日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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デンマーク科学技術イノベーション省が発表した「2014年研究・イノベーション指標（Research and Innovation Indicators 2014）」報告書によれば、2012年におけるデンマークの研究開発への公共投資はGDPの1.6パーセントを占めており、同国における公共の研究開発投資額はOECD全加盟国の中で4位となった。

一方、民間の研究開発投資はデンマークのGDPの2.03パーセントを占めており、他のOECD加盟国における投資額と比べて7位にランクされている。

本報告書ではまた、研究の質を評価する指標からもデンマークの研究が以下の通り継続して極めて優れた業績を上げていることが示されている。

科学ジャーナル、学術刊行物の出版に関して、デンマークの研究者はOECDの中でも特に生産性が高いレベルにあり、人口あたりの公表文献数は、スイスおよびアイスランドに次いで3位となっている。

また、出版物の被引用件数でみてもデンマークは他の国々より優れており、文献1点あたりの引用数の比較でデンマークの研究者は、アイスランドとスイスに次いで3位にランクされている。また、最も引用数の多い文献上位10点のシェアは4位となっている。

[JSTパリ事務所]