[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2014/11/23
抄訳記事公開日:
2015/01/15

NEJMは、北京大学と協力して臨床医学研究を推進

《新英格兰医学杂志》联手北大推动临床医学研究

本文:

2014年11月23日付の「中国科学報」ネット版は、「New England Journal of Medicine(NEJM)は、北京大学と協力して臨床医学研究を推進する」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

近日、北京大学とNEJMの提携の調印式が行われた。双方は、共同で中国の臨床医学とトランスレーショナル医療における研究を推進することを発表した。北京大学医学研究所所長肖瑞平教授と香港大学Gary Wong博士が同ジャーナルの中国及びアジア地域の副編集長に選出され、同ジャーナルの史上初の中華圏出身の副編集長になる。 NEJMが今回の調印式をきっかけとして、北京大学と協力して、中国で科学的、系統的、規範的臨床研究人員の育成体系を確立する。同時に、同ジャーナルの専門的な知識と影響力を通して、専門的な知識と技能を持ち、国際規範も熟知する臨床研究の人材を育成し、中国の臨床医学とトランスレーショナル医療の研究を推進する。

1812年に創立したNEJMは、最も歴史がある権威的な国際ジャーナルであり、インパクトファクターが54点となっている。同ジャーナルは、臨床医学領域において、特にアカデミックにおいて新薬の臨床試験の権威であり、アメリカの食品薬品管理局(FDA)の薬物や医療器械を評価する指標の1つになっている。

[JST北京事務所]