[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2014/12/23
抄訳記事公開日:
2015/01/15

患者の最適介護

Patienten optimal versorgen

本文:

連邦教育研究省(BMBF)は新たなアクションプランで看護研究を強化することになった。これについて概略下記のような報道発表を行った。

認知症の在宅介護をどのようにして改善するか。ドイツでは他の欧州諸国よりも腰や膝の手術が多いのは何故か。患者は医師の説明を本当に理解しているのか、など。看護研究は、他の研究領域ではあまり見られない、医学的日常に着目する。

BMBFは、ドイツにニーズ指向の看護研究を確立し、これを既に存在する助成プログラムに結びつけることを目指している。BMBFは同プランのために2015年から2018年まで総額約5,000万ユーロを投入する。これは連邦政府の保健研究に関する枠組みプログラムの一環である。アクションプランと共に助成に関する新しいプロジェクトも発表された。これは看護研究における構造に関する助成措置の立ち上げを中心とするもの。これには地域的な協力ネットワークや後継グループの整備も含まれている。アクションプランは、高齢化研究と保健経済センターの構造改革に関する助成措置をを包括している。

ヴァンカBMBF大臣は「ドイツは既に非常に優れた看護を実施しており、これを今後も維持していきたい。どのような処置が本当に効果的なのか、或いは有効ではないのか、どのようなところで様々なリソースが目的に添わない形で利用されているのか等を把握しなければならない。」と語った。

[DW編集局]