[本文]

国・地域名:
オランダ
元記事の言語:
英語
公開機関:
オランダ科学研究機構(NWO)
元記事公開日:
2015/01/22
抄訳記事公開日:
2015/02/10

NWOがスマート・エネルギーの分野で中国と連携

Five projects JSTP Smart Energy in Smart Cities awarded funding

本文:

オランダ科学研究機構(NWO)の2015年1月22日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
===

オランダ科学研究機構(NWO)は、課題別共同研究プログラム(Joint Scientific Thematic Research Programme:JSTP)の「スマート・シティにおけるスマート・エネルギー」分野において、5件のプロジェクトに計140万ユーロを資金提供することを決定した。JSTPプログラムは中国とオランダが行う共同研究プログラムであり、両国の研究者が持続可能な都市開発や、都市部におけるより効率的なエネルギー利用と省エネのためのスマートなソリューションの分野で共同研究を行う。

本プログラムは、オランダ教育・文化・科学省、王立芸術科学アカデミー(KNAW)およびNWOが、中国科学技術部(MoST)、教育部(MoE)、中国科学院(CAS)および中国社会科学院(CASS)と協力して実施しているもので、両国における研究者間の長期的な協力関係の構築を促すことを目的とする。両国が強みを持つ研究分野に対して資金提供されることとなっており、毎年異なるテーマが設定されるが、2014年は「スマート・シティにおけるスマート・エネルギー」がテーマであった。

[JSTパリ事務所]