2015年1月27日付の「中国科学報」ネット版は、「中国工程院は国家開発銀行、清華大学と戦略的な協力関係を構築する」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

1月27日、「中国工程院、国家開発銀行、清華大学戦略協力協議書」の調印式が北京で行われ、中国工程院の徐匡廸名誉主席、中国工程院の周済院長、国家開発銀行の胡懐邦理事長、清華大学の陳吉寧校長が調印式に共同で出席した。

中国工程院と国家開発銀行、清華大学は長年の協力の歴史がある。協力協議によって、三者は「強強連合、優位性の相互補完、長期協力、共同発展」の原則を踏まえた上で、経済発展の新常態（ニューノーマル）という背景の中で、積極的に適応していかなければならない。今後、三者はエネルギー、資源、環境、農業、交通、設備製造業、通信、医療、化学工業等の重点産業分野と国内大型企業グループの発展戦略問題における一連のコンサルティング・研究・提言を行って、イノベーション駆動型の発展戦略を実行し、かつ、新たな経済成長に貢献する。

[JST北京事務所]