[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
報道センター
元記事公開日:
2015/06/19
抄訳記事公開日:
2015/07/08

EU、文化遺産の研究・イノベーションを促進するための財政的支援を増加

EU to increase funding for cultural heritage research and innovation

本文:

欧州委員会は、2015年6月19日付で、標題の記事を発表した。以下にその概要を紹介する。
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2016年から2017年にわたり、文化遺産分野における研究・イノベーションの促進を目的として、1億ユーロ以上が利用可能となる。これは、EUの研究支援プログラムであるHorizon2020の取り組みの一環である。この財政的支援の増加が意味するのは、文化遺産が研究・イノベーションによって改善可能な投資機会の一つであるということだ。これは、欧州研究・科学・イノベーション担当欧州委員のCarlos Moedas氏へ本日付け提出された報告書”Getting cultural heritage to work for Europe”(「文化遺産を欧州のために活用する」)の主要な結論の一つである。

Moedas委員は次のようにコメントした:「2016年から2017年にわたって、文化遺産分野における研究・イノベーションの促進を目的として、Horizon2020による投資を大幅に増加し、その結果として1億ユーロ以上を投資したいと考えています。この報告書は、文化遺産に関するEUの研究・イノベーションのための新たなダイナミックな枠組みの基礎となるでしょう。」

本報告書は、前欧州議会議員および前研究・科学・技術担当欧州委員のPhilippe Busquin氏を議長とし、イングリッシュ・ヘリテッジのCEOのSimon Thurley教授を報告者とする10名の著名な専門家からなるグループにより作成された。

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