[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/06/11
抄訳記事公開日:
2015/07/10

英国誌、2015年版のアジア大学ランキングを発表

《泰晤士高等教育》发布亚洲大学新排名

本文:

2015年6月11日付の「中国科学報」ネット版は、「英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)誌、2015年版のアジア大学ランキングを発表」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

6月11日、英国の教育専門誌「タイムズ·ハイアー·エデュケーション(Times Higher Education, THE)」が、2015年のアジア大学ランキングを発表した。同ランキングは教育、研究、国際化度及び論文の引用数·影響力等の13の指標に基づき行われている。

2015年のアジア大学ランキングトップ10は以下の通り:
1.東京大学
2.シンガポール国立大学
3.香港大学
4.北京大学
5.清華大学
6.ソウル大学
7.香港科学技術大学
8.韓国科学技術院
9.京都大学
10.南洋工科大学(シンガポール)

発表によると、東京大学が2013年の発表開始以来3年連続でトップだったが、国別で見ると上位100校に入った日本の大学は19校で、中国大陸は21校。中国大陸は初めて入選大学の数が日本を越えた。それに、香港とマカオはそれぞれ6校と1校がトップ50に入り、中国台湾のトップ100に入った大学数は11校である。

英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)誌の編集者フィル・ベイティ(Phil Baty)は、「中国は高等教育に投入した経費(R&D経費を含め)が2011年以来、毎年増え続けている。中国の教育·学術分野への継続的投入は、アジア地域の教育発展等に積極的な影響をもたらした」と表明した。

[JST北京事務所]