マハニッヒ連邦経済エネルギー省次官がプラットフォーム「経済のイノベーション的なデジタル化」をスタートさせ、これについて連邦経済エネルギー省（BMWi）は概略下記のような報道発表を行った。
マハニッヒ次官はケンプフBITKOM会長と共にプラットフォーム「経済のイノベーション的なデジタル化」をスタートさせた。これはITサミットプロセスの一環であり、この傘下に合計9つのプラットフォーム、二つのフォーラムが属し、デジタル・アジェンダの実行に関する具体的なプロジェクトに取り組む。第一回のプラットフォーム会議ではメンバーが、ドイツは如何にして地球的なデータ・エコノミーにおいて卓越したデジタル拠点としての位置づけを獲得していくべきなのかについて意見交換をした。
マハニッヒ次官談：「信頼できるITセキュリティ対策へのアプローチそしてデジタル・ビジネスモデルに関するコア・コンペテンスやマーケット・ポジションの達成は経済拠点ドイツの未来にとって重要なものである。それ故”Digital Sovereignty”を巡る議論において要求は厳しくなければならない。経済と社会のデジタル化によってもたらされたチャンスを利用し、良い仕事を続け、高度にデータ保護し、そして信頼できる消費者保護を堅持していかねばならない」。
今年度ハノバー見本市においてBMWiの支援により新たな組織となったプラットフォーム”Industry 4.0″は、製造業のデジタル化と取り組み、ネットワーク化されたシステムのセキュリティ等のテーマを取扱い、法的な枠組みへの適応に関する行動勧告案を作成し、同じようなイニシアチブとの国際協力のための窓口となる。

[DW編集局]