[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/08/26
抄訳記事公開日:
2015/10/13

科学技術人材による「一帯一路」建設の推進に関する会議の開催

科技人才服务“一带一路”建设峰会召开

本文:

2015年8月26日付の「中国科学報」ネット版は、「科学技術人材による『一帯一路』建設の推進に関する会議を開催」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

8月26日、科学技術人材による「一帯一路」(陸路:シルクロード経済帯、海路:21世紀海上シルクロード)建設の推進に関する会議が北京で開かれ、科学技術部(MOST)の曹健林副部長、中国科学院の徐冠華院士等が出席した。会議期間中には、科学技術人材は共同で「科学技術人材による『一帯一路』の建設に注力」を提唱した。

曹健林副部長は、「『一帯一路』の建設は経済貿易協力、文化交流の道のみならず、科学技術イノベーションの融合·発展の道でもある。その他、シルクロードの建設は科学技術イノベーションを重要な位置に据えている。科学技術イノベーション及び科学技術人材は『一帯一路』の建設で重要な役割を果たしている」と指摘した。

主催者代表、科学技術部·人材センターの責任者は、「科学技術人材シンクタンク、科学技術人材の起業の推進、科学技術管理・人材養成の強化、科学技術と文化の融合」等の方面について以下の通り、具体的な行動企画を提出した。

一、科学技術人材·シンクタンクを設立する。
二、「一帯一路」に関連する科学技術人材の起業を推進し、科学技術をリードする人材のイノベーションセンターを設立する。
三、科学技術管理人材養成を深化させ、科学技術管理人材の育成を強化し、人材育成システムを構築する。
四、科学普及活動を推進し、専門家によるシンクタンク機能を備えて、共同で科学普及教育基地を設立する。

[JST北京事務所]