ビジネス・イノベーション・技能省（BIS）の2015年8月8日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

ジョージ・フリーマン（George Freeman）ライフサイエンス担当大臣が発表した1,800万ポンドの政府支援により、次世代医療に一歩近づいたことになる。治療法、診断法、医療技術の新規12件が、医学研究会議（MRC）とInnovate UKとで実施する共同プログラム「生物医学カタリスト（BMC）」（第8次）のファンディングを受ける。

新規プロジェクトには、75万9,000ポンドのファンディングを受けて、細菌・真菌が原因の肺感染症の検査を患者が自宅でできる装置の開発を行うものも含まれる。これは、グラスゴーに拠点を置くOhmedics社が率いるプロジェクトで、肺の損傷を最小にし慢性肺疾患患者の生活の質的向上に役立つほか、一般開業医診療所による不必要な抗生物質の処方を減らすことにも役立つ。

BMCは、発見から実用化に至るまで、患者に利益をもたらすための研究を行う英国の大学及び中小企業を支援する。

[DW編集局]