[本文]

国・地域名:
南アフリカ
元記事の言語:
英語
公開機関:
南アフリカ国立研究財団(NRF)
元記事公開日:
2015/11/19
抄訳記事公開日:
2015/12/10

グローバルリサーチカウンシル、アフリカ地域会合を開催

Global Research Council, Africa regional meeting

本文:

南アフリカ国立研究財団(NRF)の2015年11月19日付のニュースで、標記の記事が掲載されている。以下にその概要をまとめる。
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南アフリカ国立研究財団(NRF)は、2015年11月16日および17日、ナミビア国家研究科学技術委員会(NCRST)とともに、ナミビアのスワコプムントでグローバルリサーチカウンシル(GRC)のアフリカ地域会合を主催した。この地域会合の目的は、GRC理事会が特定した「女性研究者の平等と地位(Equality and Status of Women in Research)」および「学際性(Interdisciplinarity)」という2つの主要テーマに関する議論や情報提供を奨励し、これらを調整することであった。2015年の11月から12月にかけて、世界各地で5つの地域会合が並行して開催されることになっており、アフリカ地域会合には、アフリカ、米国、英国およびドイツの科学研究費助成機関の上級代表のほか、各国の科学機関、民間部門および学術界の主要関係者が参加した。

会合は、ナミビアの高等教育・トレーニング・イノベーション省副大臣(Deputy Minister of Higher Education, Training and Innovation)であるBecky Ndjoze-Ojo博士の挨拶で正式に幕を開け、博士は、アフリカの科学研究費助成機関に対し、アフリカの研究能力を強化するための斬新なアプローチを採択するよう促した。

GRCの会合に先立ち、経済的・社会的発展に資するための研究およびエビデンスにもとづく政策を支援するために、サブサハラ・アフリカ地域の科学研究費助成機関の能力を高めることを目的とする科学研究費助成機関イニシアティブ(SGCI)の会合も開かれた。

[JSTパリ事務所]