[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2015/11/14
抄訳記事公開日:
2016/01/26

中航工業と中科大、量子技術R&Dセンターを共同設立

中航工业与中国科大共建量子技术研发中心

本文:

2015年11月14日付の「中国科学報」ネット版は、中航工業と中国科学技術大学が量子技術R&D(研究開発)センターを共同設立すると報じた。本記事ではその概要をまとめる。

中国航空工業集団公司と中国科学技術大学は11月13日、北京にて戦略的協力枠組み協定を締結し、合肥で中航科量子技術聯合(共同)研究開発センターを共同設立することに合意した。同協定によると、双方は量子技術、MEMS(微小電気機械システム)技術、航空ビックデータ応用技術、人材育成などの分野において、産学研連携によるイノベーション協力に取組んでいくという。

中航工業の林左鳴董事長(取締役会長)は、「中航工業は一貫して先端科学技術が航空科学技術の発展の中で重要と考えており、ここ数年名門大学との協力をますます強化し、よりオープン、効率的、柔軟な研究開発体制を築いていく」と述べた。このほど、中航工業は既に15大学と戦略的協力枠組み協定を締結し、産学研連携によるイノベーション・プロジェクトを実施し、航空技術の発展を推進していく。

[JST北京事務所]