[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/01/12
抄訳記事公開日:
2016/02/01

航空宇宙産業部門対話‐”Made in Germany”のためのパートナーシップ

Branchendialog Luft-und Raumfahrt - Partnerschaft für Zukunft „made in Germany“

本文:

ガブリエル連邦経済エネルギー大臣がドイツ航空宇宙産業の代表者を産業部門の対話に招待し、これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

ガブリエルBMWi大臣による航空宇宙産業部門対話には、産業界、金属産業労働組合、各社従業員代表委員、研究分野の代表、大きな航空宇宙研究拠点を擁する連邦各州の代表者が参加した。連邦政府のドイツ航空宇宙のコーディネーターであるツュープリス次官、ゲルヴェルト連邦ドイツ航空宇宙産業連盟会長、ケルナー金属産業労働組合役員は同産業部門の更なる強化に関する共同声明に署名した。目標は航空宇宙という成長市場を拠点ドイツから更に発展させ、付加価値と雇用を確保することにある。重要なのはデジタル化、Industrie 4.0並びに環境効率が高い電気飛行機等の未来市場にしっかりと目標を定めて投資することである。

ツュープリス政務次官談:「航空宇宙産業はハイテク拠点ドイツにとって基幹部門である。3Dプリントによる飛行機部品またはデータに基づくエンジンの保守等のIndustrie 4.0は航空産業部門では導入済みである。ドイツは昨年確立した良き対話文化をベースに産業間の対話を進めていく。またその上さらに他の産業と一層の相乗効果を生み出していきたい。宇宙部門のおかげで、ドイツは気候変動やグローバル・セキュリティ等の重要課題と取り組むための、優れた手段を手にしている。

部門対話はBMWiの航空産業ラウンド・テーブル・ミーティングの結果に基づいて構築されたものである。ツュープリス次官の主導の下、産業部門のステークホールダーが昨年4回のディスカッション・ラウンドを重ねて行動の必要性を確認した。宇宙産業に関しては今後数年のうちに,商用化の新しいチャンスを捉え、宇宙産業全体像の急速な変革を拠点ドイツから積極的に形成することができるかどうかについて議論することになる。BMWiはこのプロセスを宇宙関係活動計画の枠組みの中で産業政策的に見守っていく。

[DW編集局]