[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2015/12/17
抄訳記事公開日:
2016/02/02

次世代高速列車の開発に向けたジョイントベンチャーの設立

Création d'une co-entreprise pour développer la future génération de trains à grande vitesse

本文:

政府の2015年12月17日付け標記報道発表の概要は以下のとおり。

政府はこのほど次世代高速列車の開発を目的として、「将来への投資」プログラム(PIA)の一環で、アルストム社と環境・省エネルギー機構(ADEME)によるジョイントベンチャー”SpeedInnov”を創設すると発表した。

SpeedInnovは、より革新的で経済的な超高速列車を開発する。この「未来のTGV」技術により750席の収容能力が可能となる。この列車にかかる総コストは、エネルギー消費の大幅な削減(-35%を目標)や保守コストが現在の列車のコストを大きく下回ることにより最適化される。

SpeedInnovは、クリーンな公共輸送の拡大や、フランス産業界の高速鉄道輸送に関するノウハウ蓄積に貢献する。ADEMEの参画を通じた政府の本プロジェクトへの取り組みは、環境に配慮した創造的なエネルギー移行への活動の一例である。

[DW編集局+JSTパリ事務所]