[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
文化・メディア・スポーツ省(DCMS)
元記事公開日:
2015/12/03
抄訳記事公開日:
2016/03/07

マンチェスター市が「スマートシティ」技術で1,000万ポンドの賞を獲得

Manchester wins £10m prize to become world leader in ‘smart city’ technology

本文:

文化・メディア・スポーツ省の2015年12月3日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

住民に対するサービス向上を狙ったマンチェスター市の革新的プロジェクトが、政府主催の1,000万ポンドの技術コンペティションの勝者として選ばれた。この”CityVerve”プロジェクトはモノのインターネット(IoT)技術を活用したサービス向上の試験を目的としている。

同プロジェクトには、利用客が待っていることをバス運用業者に告げる「おしゃべりバス停」の企画や、市民に身体運動をさらに推奨するべく公園や通勤・通学路に設置したセンサー・ネットワークなどが含まれる。IoTにより、街灯などの設備、自動車、家庭の暖房設備にセンサーが設置されデータによる解析が行われる。このような「スマートな」改善が、より個別で効率的かつ柔軟性のある製品及びサービスの実現に役立つ。

“CityVerve”は、全英の34都市が関与する22件の応募の中から勝ち残ったプロジェクトである。広域マンチェスターの地方企業パートナーシップ(LEP)が主導する本プロジェクトは、野心性、規模、官民両セクターにまたがる協調、成功可能性といった理由で選抜された。”CityVerve”プロジェクトでは、次の4つの主要領域でIoT技術のアプリケーション及びサービスの実証試験を行う。

・医療
・輸送
・エネルギーと環境
・文化とコミュニティ

[DW編集局]