ベルリンにおいて中小企業デジタル会議2016が開催され、これに関してドイツ連邦経済エネルギー省（BMWi）は概略下記のような報道発表を行った。

グライケBMWi次官は、中小企業デジタル会議2016を開催した。中小企業代表やデジタル化の専門家など合計250人あまりがデジタル化の実践例や中小企業及び手工業におけるデジタル化戦略に関して意見を交換した。中心となったのは標準化、ユーザビリティ、さらにインダストリー4.0における応用等のテーマに関する支援策である。

グライケ次官談：「中小企業にとってビジネスプロセスのデジタル化は今後数年間、企業の最重要課題の一つである。今日の会議において専門家や企業家が問題の解決策を提示し、どうすればデジタル化に取り残されないかを明らかにする。特に新しい助成イニシアチブ「中小企業4.0－デジタル製造・労働プロセス」と、中小企業4.0コンペテンスセンター、中小企業4.0エージェンシーとの間の架け橋となるべきものである」

BMWiの「企業プロセスのデジタル化に関する中小企業デジタル戦略」の助成重点は以下の各イニシアチブによって構成される。
・「eStandards: ビジネスプロセスの標準化、成功の確保」
・「簡単に体験できる – 中小企業にとってのユーザビリティ」
・「中小企業4.0－デジタル製造・労働プロセス」

[DW編集局]