[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/05/04
抄訳記事公開日:
2016/06/08

第一回INNOspace Mastersコンペティション

Luft- und Raumfahrtkoordinatorin Zypries: „Erster INNOspace Masters-Wettbewerb setzt Anreize für nächste Raumfahrtgeneration“

本文:

第一回INNOspace Mastersコンペティションが開催された。これに関して連邦経済エネルギー省(BMWi)は概略下記のような報道発表を行った。

小型無線モジュールによる新しい無線衛星、宇宙用の革新的レーザー・コミュニケーション技術、宇宙航行用ユニバーサル・アダプター、これらは第一回INNOspace Mastersコンペティションの受賞者のいくつかの例である。BMWiの支援を受けたこのアイデアを競うコンペティションにおいて、ドイツ航空宇宙センター(DLR)の宇宙航行に関する新しい提案呼びかけに対し、企業、スタートアップ、大学、研究機関等、50の機関が応じた。
ツュープリスBMWi次官は、賞の授与は欧州の宇宙飛行を将来性あるものとするための重要な刺激策であると称賛した。「アイデアを実際の製品として実現するためには新しい、創造的な方法が必要である。INNOspace Mastersコンペティションは第一回の開催であるが、既にその提示されたアイデアの質の高さと各種テーマの幅広さは感銘深い」と語った。

コンペティションの資金はBMWiによって負担されており、コンペティションのパートナー機関はESA Business Incubation Centres(BIC)及びAirbus Defence and Spaceとなっている。
INNOspace Mastersコンペティションのハイライトは授賞式であり、ベルリンでのINNOspace Masters会議中に行われる。同会議は「衛星4.0 – 次世代宇宙航行に関する新しいアイデア」をモットーとし、宇宙航行の商用化の拡大に伴って生ずる重要な課題について議論する。

[DW編集局]