[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/07/28
抄訳記事公開日:
2016/09/12

初の中小企業4.0地域会議を開催

Zypris eröffnet die erste Mittelstand 4.0-Regionalkonferenz

本文:

連邦経済エネルギー省(BMWi)ツュープリス政務次官が初の中小企業4.0地域会議を開催、これに関して同省は概略下記のような報道発表を行った。

地域会議は「再教育4.0-デジタル化およびIndustrie 4.0の環境における学習」と題し、いかにしてデジタル化の時代において企業の従業員の資格取得を成功させることができるのかという問題を考えていく。この会議を執り行ったのはダルムシュタット・中小企業4.0コンピータンス・センターである。センターのデモ工場見学の際、会議参加者はIndustrie 4.0への様々な応用例を直接体験することができる。

ツュープリス政務次官談:「生産やビジネスプロセスのデジタル化の進行は企業およびドイツに大きなチャンスをもたらす。デジタル化は労働者、特に中小企業の労働者にもチャンスをもたらすが、同時に課題に直面させるものでもある。労働市場での成功そして企業の競争力のためには現在の能力をさらに発展させ、新しいスキルを獲得し、社会的能力を常に労働市場の変化に適応させていかなければならない。こうしたテーマこそ中小企業4.0地域会議が取り上げるもので、ドイツにおける中小企業4.0コンピータンス・センターの更なる情報活動のスタートを告げるものである。デジタル教育というテーマは今年のITサミットの重点ともなるものである」。

ダルムシュタット中小企業4.0コンピータンス・センターは現在、中小の企業および手工業工場をデジタル化するに当たり、情報、観察例、資格等によって支援するためドイツ全土に設けられつつある11センターの一つである。これは「企業プロセスのデジタル化のための中小企業デジタル戦略」と題する助成重点の一部である。

[DW編集局]