[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2016/06/19
抄訳記事公開日:
2016/09/13

北斗衛星測位システム、中国の知能交通に有益なサポートを提供

北斗系统将为中国智能交通提供有力支撑

本文:

2016年6月19日付の「中国科学報」ネット版は、「北斗衛星測位システム、中国の知的交通システムに有力なサポートを提供」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

6月18日、第13回中国(国際)都市知的交通システムフォーラムが新センで開催された。中国科学院院士、中国月探査プロジェクト総責任者、ロケット・人工衛星技術エキスパートである孫家棟氏は祝辞の中で、「中国が独自に開発した北斗衛星測位システムが2020年までに衛星ネットワークを構築し、グローバル・サービスを提供する見通しだ」と述べた。第13次五カ年計画期間の北斗衛星測位システム・高解像度地球観測システム等の応用は更に国家の経済発展と社会民生をサポートし、国家及び世界全体の知的交通システム、測位サービス領域に大きな影響をもたらす。

国家重要空間情報施設として北斗衛星測位システムは、すでに物流、サプライチェーン管理、カーナビゲーションシステム、道路交通管理等の知的交通領域に広く応用され、基礎製品、応用端末、運行サービスなどの北斗による産業体系を形成している。北斗システムはビッグデータ、クラウドコンピューティング、モノのインターネット技術のおかげで、知的交通システムと融合しつつある。今後、多様なネットワーク技術によって、無人運転、自動車ネット、知的交通システムを有力なサポートを提供し、より大きなインパクトが期待される。

[JST北京事務所]