[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2016/07/28
抄訳記事公開日:
2016/10/05

初回就職支援制度の創設

Création de l'Aide à la recherche du premier emploi (ARPE) à la rentrée 2016

本文:

国民教育・高等教育・研究省の2016年7月28日付標記報道発表によると、若年層に対する施策の一環で2016年4月11日に首相が発表した初回就職支援制度(ARPE)の創設が、7月21日議会で採択された。概要は以下のとおり。

ARPEは、資金の乏しい28歳未満の学歴を有する若年者に対して、卒業して就職するまでの期間の就職活動期間を財政的に支援する狙いがある。2016年の秋からARPE支援金が、何らかの学位を取得して不況下の労働市場に飛び込む若年者に対して、月ごとに4か月間支給される。2016年次のARPE支援対象有資格者は、低所得層出身の学位取得若年者126,000人である。ARPE支援金の額は高等教育の場合、学位取得準備の最終年次に社会的規準に基づいて受けた奨学金の額相当で、月額100~550ユーロ(独学で学位取得の場合は300ユーロ)である。

[DW編集局+JSTパリ事務所]