[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2016/09/07
抄訳記事公開日:
2016/11/01

北京市、「国際的なピア・レビュー」等の導入により科学研究レベルの向上を目指す

北京引入“国际同行评议”等机制提升科研水平

本文:

2016年9月7日付の「中国科学報」ネット版は、「北京市、『国際的なピア・レビュー』等の導入により科学研究レベルの向上を目指す」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

北京市科学技術イノベーション大会が9月6日に開かれ、北京市は全国科学技術イノベーションセンター建設の具体的な要求を着実に実行するために、「世界トップ科学者の選別に対して科学研究経費を支援」、「科学研究プロジェクトに対してインターナショナルピア・レビュー(※)を導入」、「国際基準の新型科学研究機関を構築」等が含まれる「財政科学研究プロジェクトと経費管理の更なる改善に関する若干政策措置」を公布した。

新たな措置として、北京市は国家の重要な戦略ニーズと先端科学領域に応じて世界トップレベルの科学者を選別し、その科学者に対して安定的持続的な科学研究経費を支援する。その他、北京市が確定した重点方向、重点領域、重点任務の範囲において、研究リーダーである科学者らが自主的に研究課題を確定し、自主的に科学研究チームを選別、自主的に科学研究経費を使用できる。それと同時に、上述の研究プロジェクトに対して3年―5年後の第三者評価と国際的なピア・レビューを実施し、研究リーダーの科学者及び課題チームの研究に対して、研究の質、独創的価値の創造、実際的な貢献及び同科学者、課題チームへのサービス保障措置に対して業績評価を行う。また、これらの活動を通じて、複製可能な改革試行経験の普及を展開していく。

新たな措置によると、北京市は量子計算、生命と健康、脳科学、戦略的な先導材料等の領域における新型科学研究機関を構築し、国際基準、国情と一致した科学研究管理と運営メカニズムを形成する。

北京市は中国で最も科学研究イノベーション資源が集中する地域で、中央地方の各レベルの400ヶ所以上の大学科学研究機関及び40万社以上の科学技術企業を有し、13,00以上の国家「千人計画」人材を誘致している。

※ ピア・レビューは研究者仲間や同分野の専門家による評価や検証のことである。

[JST北京事務所]