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国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2016/09/26
抄訳記事公開日:
2016/11/28

スマートシティ・イニシアティブ関連プログラムに6,000万ドル超の支援

NSF commits more than $60 million to Smart Cities Initiative

本文:

2016年9月26日付の国立科学財団(NSF)の報道発表によれば、NSFはこのほど2016年度のスマートシティ関連で6,000万ドル強の助成を行う旨発表した。これには2017年度に追加的投資も予定されている。この新規ファンディングは、将来のスマートに繋がる社会の設計、適用、運営に従事する研究者らを支援するべくNSFが昨年助成した約4,000万ドルに追加される。

NSFはスマートに繋がる社会に重点を置いた基礎研究を長期にわたって支援してきた。この研究には高度のネットワーク構築・接続、センサーによる検知、リアルタイムのデータ解析、制御、自動化、意思決定などが含まれる。NSFはまたこのような技術を広範な用途に移転させる役割も果たしてきた。

今回のスマートシティ・イニシアティブ支援におけるNSFの投資例として次のものがある。

・「スマートに繋がる社会」に対する2017年度計画投資に2,450万ドル
・”US Ignite”プログラムを通じた次世代インターネット・アプリケーション・技術の開発等に対する新規助成で1,000万ドル
・「スマートに繋がる社会」を通じた高リスク・高リターン研究に対する新規助成に850万ドル
・「イノベーション・パートナーシップ:イノベーション能力の構築」画期的な発見を新たな技術へと変えていく産学による新規プロジェクトに700万ドル
・スマートに繋がる社会に焦点を当てた「サイバー・物理システム」新規助成に400万ドル
・ビッグデータ地域イノベーション・ハブを拡張する新規「スポーク」に200万ドル
・スマートに繋がる社会に焦点を当てた「スマート接続医療」研究の新規助成に150万ドル
・スマートに繋がる社会に焦点を当てた新規「ビッグデータ」研究に140万ドル
・2016年のNISTの「グローバル・シティ・チーム・チャレンジ」に参加する研究者に100万ドル
・将来の都市や社会に不可欠な生涯学習を支援する研究・能力形成に対する新規助成に100万ドル

[DW編集局+JSTワシントン事務所]