国立研究機構（ANR）の2016年11月3日付標記発表の概要は以下のとおり。

“ERA-NET CHIST-ERA”は、情報・通信科学技術（STIC）領域における長期的課題に関して欧州の研究ファンディング機関約10機関が結集したものである。2010年の創設以来、ANRがその統括の任務を果たしている。その一環として第7回多国籍プロジェクト公募がこのほど開始された。

ANRは”ERA-NET CHIST-ERA”の第7回プロジェクト公募で共同出資する。欧州10か国以上が参加する今回のプロジェクト公募はSTICの最近の新規テーマ2件に関するものである。
・インテリジェント・システム向けの継続学習（LLIS）
・不確実な環境での意思決定のためのデータの可視化（VADMU）

本プロジェクト公募の目的は、多分野の国際的な枠組みで実施される、科学技術に大きな影響を及ぼす可能性のある革新的な共同研究を支援することである。

※ERA-NETは欧州委員会が支援するファンディング機関と研究機関のネットワークで、各国の研究プログラムの協調を展開・強化することを目的としている。。

[DW編集局+JSTパリ事務所]