[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2016/11/08
抄訳記事公開日:
2017/01/12

英・印研究投資に8,000万ポンド

Science Minister announces £80 million UK-India research investments

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2016年11月8日付標記報道発表によると、ジョー・ジョンソン(Jo Johnson)大学・科学担当大臣は新たに多数の英・印ニュートン・ファンド・プログラムを発表した。概要は以下のとおり。

8,000万ポンド相当の新規英・印ニュートン・ファンド・プログラムでは、科学技術を通して様々なグローバルな課題に取り組む。ジョンソン大臣によれば、この共同投資は2021年までに2億ポンドに増える予定である。また公衆衛生を支援する科学技術・イノベーションを対象とする年間100万ポンドのニュートン賞を2017年に立ち上げる。

新規の英・印ニュートン・ファンド・プログラムには次のようなものがある。
・大量の産業廃棄物を清掃、処理、活用するための革新的なバイオテクノロジーを市場に取り込み、実用化に重点を置いた研究開発協力を支援するプログラムに1,600万ポンド(英国研究会議協議会:RCUKが運営。以下「RCUK」と略す)
・水質改善に関するプログラムに840万ポンド(RCUK)
・建物の利用者向けに、健康・福祉の向上およびエネルギー・コストの低減を図るべく、構築環境におけるエネルギー需要削減プログラムに740万ポンド(RCUK)
・低中所得国における女性とその胎児が直面する性と生殖に関する健康問題を調査する目的で、英国・インド間の女性と子供の健康に関するグローバル研究プログラムのフェーズ2の開始に1,260万ポンド(RCUK)
・抗菌剤耐性に対するグローバルな戦いを強化するための英・印研究プログラムに1,300万ポンド(RCUK)

[DW編集局]