[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)
元記事公開日:
2016/12/01
抄訳記事公開日:
2017/01/19

G20デジタル担当閣僚会議で初の議長国に

Deutschland übernimmt die G20-Präsidentschaft 2017 - erstmals mit Treffen der G20-Digitalminister

本文:

ドイツが2017年度G20の議長国を務めることになり、連邦経済エネルギー省(BMWi)はこれに関して概略下記のような報道発表を行った。

G20 サミットは2017年7月にハンブルクで開催される。中心となるのはグローバル社会をどう構築するかというイニシアチブである。BMWiはG20の枠組みの中で、社会的参加を通じてより大きな社会的連携を強くするより包括的な成長へのレールを敷こうとしている。教育およびインフラへの官民投資に関する基本的条件の改善が鍵であると認識している。同時に収入増と労働市場における雇用機会が世界的により公正に配分されるよう配慮していかなければならない。

4月にデュッセルドルフで初のG20デジタル化担当閣僚会議が開かれ、BMWi大臣がホスト役を務める予定である。

ガブリエル大臣談:「デジタル化は経済成長の重要な原動力である。統合されたバリューチェーン、生産のネットワーク化(Industrie4.0 )およびデジタル・トレード、そしてまたソーシャルネットワークやさまざまなビジネスプラットフォームを通じて、世界をより緊密にする。初の試みとなるデジタル経済を担うG20閣僚を意見交換会に招き、G20諸国に未来への大胆な目標を提案する。透明性、法的確実性、インターネットにおける公正な競争枠組み、個人情報保護、Industie 4.0に関する規格化および標準化、更にはデジタル教育の促進等である。これらの目標の実現に向かって世界が共同で努力していく必要があり、G20はこのための優れたフォーマットである」。

併せてパリ協定の実現のためにも、エネルギーと環境というテーマを組み合わせて掘り下げていくことは議長国ドイツの使命である。長期的なエネルギー部門の脱化石燃料化のための適切な投資環境を創る必要がある。

[DW編集局]