連邦経済エネルギー省（BMWi）は、「中小企業におけるイノベーション推進のための追い風」と題する会議におけるマッハニッヒ次官の要請に関して概略下記のような報道発表を行った。

マッハニッヒBMWi次官は中小企業のイノベーション支援のための支出増加を求めた。

マッハニッヒ次官談：「ドイツの中小企業は強い。しかし未来永劫続く保証はない。将来においても競争力を維持するために多くの中小企業はイノベーションを生み出す努力を続けなければならない。これには研究と開発、デジタル化と国際化を熱意をもって進めなければならない。中小企業はこのためにより多くの支援を必要としている。BMWiとしては、ZIM（中小企業イノベーションプログラム）と11の中小企業4.0コンペテンスセンターを連動することで中小企業を支援していく。さらに税額控除などで補完するなど、研究開発支出に関して税的助成策を検討するということである」。

会議にあたり産業界、アカデミア、政府などから130人が参加し、中小企業を引き続き成功させていく方法論について議論した。その議論の中心となったのは、デジタル化、人口高齢化、グローバル化等の重要課題である。会議はBMWiおよび革新的企業連合（VIU）の共同開催である。

[DW編集局]