[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国民教育・高等教育・研究省(MENESR)
元記事公開日:
2017/03/31
抄訳記事公開日:
2017/05/18

型研究機構:第2次プロジェクト公募の結果

Instituts Convergences : résultats de la seconde vague d'appel à projets

本文:

2017年3月31日付国民教育・高等教育・研究省(MENESR)の標記発表の概要は以下のとおり。

「収斂型研究機構」プロジェクト公募は、社会的・経済的課題が交錯する中での重要課題や科学界からの問いかけに適切に応えるべく、規模も大きく知名度も高い複数分野にまたがる数多くの研究サイトの組織化を狙う。特定の場所で組織化される協力関係の下に、統合のビジョンをもって多様な研究能力を結集することになる。これにより、様々な分野の能力を連帯的に動員することによる新たな知の生産、およびこのような学際的研究との関連において大学院教育全般に修士・博士レベルの卓越した革新的教育を取り込む展開を狙う。

第2次プロジェクト公募では26件のプロジェクトが審査の対象となり、審査の結果次の5件のテーマのプロジェクトが採択された。()内はプロジェクト担当機関。

・移民(CNRS)
・フランソワ・ラブレー研究院:がん(リヨン大学)
・定量生物学(PSL:Paris Sciences & Lettres)
・データに関する研究のための学際研究院(パリ・サクレー大学)
・リヨン都市大学校(リヨン大学)

今回の5件と第1次プロジェクト公募で採択された5件と併せて合計10件の収斂型研究機構が広範な研究テーマ領域をカバーしている。

[DW編集局+JSTパリ事務所]