[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防科学技術研究所(Dstl)
元記事公開日:
2017/03/08
抄訳記事公開日:
2017/06/01

国防・セキュリティ促進機構の代表にルーシー・メイスン博士が指名される

Dr Lucy Mason appointed Head of the Defence and Security Accelerator

本文:

2017年3月8日付の国防科学技術研究所(Dstl)の標記報道発表の概要は以下のとおり。

内務省出身のルーシー・メイスン(Lucy Mason)博士が国防・セキュリティ促進機構の長として、英国政府内の国防・安全保障部門、産業界、大学、その他のパートナーの間での強力な関係の構築を担当し、英国の安全保障と繁栄に必要な革新的なアイデアの展開を促進する。本機構は開発のファンディングを実施すると同時に、開発の初期段階でサプライヤーとエンドユーザーをつなぐことで、現状を打破する革新的なアイデアを早期に実現する。

国防予算の増加と8億ポンドのイノベーション基金に支えられた国防・セキュリティ促進機構は、国防イノベーション・イニシアチブの一環としての国防による創造的文化改革に向けた重要なパイプとなる。このような投資は、今後の戦闘に勝利する技術の実装、過酷な環境での英国軍隊の安全の維持、繁栄の創造に役立つ。本機構はまた、政府全体の安全保障部門と共同して国家安全保障の強化に当たる。

過去2か月間に本機構はテーマ別チャレンジ(Themed Challenge)と持続的チャレンジ(Enduring Challenge)の2つのルートによるファンディングを開始した。今年後半には新たな協力のメカニズムの展開が予定されている。

[DW編集局]