[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2017/05/09
抄訳記事公開日:
2017/06/28

持続可能な未来に関するアカデミアの責務

Stimme der Wissenschaft für eine nachhaltige Zukunft stärken

本文:

ヴァンカ大臣が持続可能性科学プラットフォームにゴーサインを出した。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

持続可能な発展に関する目標を達成するためにドイツは何をしなければならないか。科学はこのためにどのような貢献ができるのか。計17の目標からなる国連のアジェンダ2030、持続可能な開発目標(SDGs)を大胆に実行することを約束している。SDGsは人間、環境、経済のニーズを広範にカバーするもので、男女平等、教育・保健、平和、公正、貧困対策、気候、更には多様性保護から持続可能な消費、環境に優しいネルギー供給、堅牢な経済にまで及ぶ。すべての国は等しくこの目標を実現する義務を負う。連邦首相府の主導のもと新しいドイツ持続可能性戦略が国連のアジェンダ2030に沿って年頭に閣議決定された。

ヴァンカBMBF大臣は持続可能性戦略の実行に対し、アカデミアの参加を強く促すこととし、新しい持続可能性科学プラットフォーム2030を発表した。同プラットフォームは研究コミュニティ、シンク・タンク、対話フォーラムとして適切な提案や勧告を作成する。アカデミアと産業界など社会のトップ代表者26名からなり、首相府のイニシアチブによって創設されたもの。国土計画および食糧、持続的な消費および生産、デジタル化や都市化における労働の未来等のテーマから、当面幅広く一般を行動へと促すことのできる領域を選択することになる。

ベルリンにおける今年度FONAフォーラム(持続可能性研究会議)に当たりヴァンカ大臣は「科学による知識を産業界ならびに一般社会の力と合わせて持続可能性のために結集していく。新科学プラットフォームは厳格に科学によってリードされ、経済、環境保護者、団体、市町村が有する経験を体系的に取り入れていく。ドイツは科学に強い国として国および国際レベルでもより持続可能な未来にむけて重要な貢献を果たしていかなければならない」と語った。

アルトマイヤー連邦首相府長官は「世界の持続的発展の実現において、科学は重要な役割を担うことになる。研究から生まれる新しい知識と科学的なコンセプトはグローバルな持続可能性目標およびドイツの持続可能性戦略の成功を決定づけるものである」と強調。

科学プラットフォームはSDSN Germany(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)DKN Future Earth(ドイツ持続可能性研究委員会)、IASS(サスティナビリティ研究所)によって支持され、幅広い基盤を持った管理委員会によって管理される。

IASS科学担当役員ナンツによれば、「このSDGs科学プラットフォームは、持続可能性という新しいアーキクチャーにおける重要な構成要素であり、現在の研究をベースとしながら、しかし現在のアプローチでは答えを得られていない問題を新たに取り上げるもので、ドイツ持続可能性戦略を一貫して有効に実行して行く上で、決定的な一歩となるものである」。

[DW編集局]