[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
下院科学・宇宙・技術委員会
元記事公開日:
2017/05/11
抄訳記事公開日:
2017/07/14

トランプ大統領のサイバーセキュリティ大統領令に関するスミス委員長の声明文

Smith Statement on President Trump’s Cybersecurity Executive Order

本文:

5月11日付けの下院科学・宇宙・技術委員会による標記記事の概要は以下のとおりである。

下院科学・宇宙・技術委員会のラマー・スミス委員長(テキサス州・共和党)はトランプ大統領による連邦政府のサイバーセキュリティネットワークとインフラストラクチャーの強化に関する大統領令への署名を受けて、次の声明を発表した。

「サイバーセキュリティは国家安全保障にとって極めて重要であり、今日の大統領令は、トランプ大統領がこの問題を真剣に受け止めていることを示している。この大統領令は、連邦政府機関に、米国の安全を維持するための正しい方向性、目標、優先順位を与える。すなわち、連邦政府機関にNISTフレームワークの使用を要求することは、政府全体でのサイバーセキュリティ対策の確保に役立つものである。

アブラハム議員が主導し科学委員会を通過した法案「2017年NISTサイバーセキュリティフレームワーク、アセスメント、および監査法(H.R.1224)」は、NISTに対し、フレームワークを採用しようとする連邦政府機関を支援し、連邦政府機関の対策準備状況を評価し、連邦政府機関の有効性を評価するよう要請することにより、トランプ大統領令を実施するのに役立つであろう。

また、サイバーセキュリティに取り組む人材の開発がこの大統領令において重要視されていることを嬉しく思う。サイバーセキュリティを効果的に管理するには、情報とネットワークを保護するための才能に恵まれ資格要件を満たした人材を必要としている。サイバー攻撃は、米国、その経済、そして個人のプライバシーに対する増大する脅威となっている。サイバー攻撃の脅威から国民を守るために、政府ができる限りの支援をするように、トランプ大統領と引き続き努力していきたい。」

[DW編集局+JSTワシントン事務所]