[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)
元記事公開日:
2017/10/02
抄訳記事公開日:
2017/12/07

次世代バッテリー技術の先駆的研究を主導するファラデー・バッテリー研究機構に6,500万ポンドを投資

Business Secretary announces founding partners of £65 million battery technology research institute

本文:

ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の2017年10月2日付標記報道発表の概要は以下のとおり。

グレッグ・クラーク(Greg Clark)BEIS大臣は10月2日、ファラデー・バッテリー研究機構(Faraday Battery Institute)を構成する英国の大学コンソーシアムを発表した。これは6,500万ポンド規模の新規研究機構で、バッテリーの研究および技術において、世界のリーダーとしての英国を地位を構築することを目指している。

この研究機構では、創設パートナーとしての7大学、産業パートナー、その他の学術研究機関の専門能力と知識を結集して、バッテリー技術開発の基盤的研究を促進する。

上記研究機構を構成する大学は次の7大学である。・インペリアル・カレッジ・ロンドン
・ニューキャッスル大学
・ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
・ケンブリッジ大学
・オックスフォード大学
・サウサンプトン大学
・ウォーリック大学

本研究機構は工学・物理科学研究会議(EPSRC)を通じた6,500万ポンドのファンディングを受けて、当初1,370万ポンドを本部立ち上げに投資する。

BEIS大臣は今年7月に、バッテリーの設計、開発、製造において英国の能力を構築し世界をリードできるようにするべく、「ファラデー研究チャレンジ」に4年間で2億4,600万ポンドを投資する旨確約している。「ファラデー研究チャレンジ」は研究、イノベーション、規模拡大の3つの流れに分割され、英国の世界を主導する研究成果を市場導入可能な技術に変えるために大胆な変革を牽引するよう工夫されている。

[DW編集局]