[本文]

デイリーウォッチャー
国名:
中国
公開機関:
中国科学報
元記事公開日:
2017/10/31
抄訳記事公開日:
2017/12/18
元記事の言語:
中国語

国家科学技術図書文献センター(NSTL)国家重大な戦略情報サービスプラットフォーラム、正式にオンライン開始

国家重大战略信息服务平台开通

本文:

2017年10月31日付の「中国科学報」ネット版は、「国家科学技術図書文献センター(NSTL)国家重大な戦略情報サービスフォーラム、正式にオンライン開始」と報じた。本記事ではその概要をまとめる。

10月31日、国家科学技術図書文献センター(NSTL)国家重大な戦略情報サービスプラットフォーム(http://strategyinfo.las.ac.cn/)が北京で運用開始した。

同プラットフォームは「国家三大戦略(※)」に向けて構築されたワン・ストップ情報サービスプラットフォームである。これにはシルクロード経済帯、海上シルクロード、長江経済帯、京津冀(北京・天津・河北省)協同発展経済圏(※)の四つのサブ・プラットフォームが含まれている。また、17カ所の「一帯一路」沿線の関連機関、9カ所の中国科学院海外期間、43つの関連団体を集めて、スピーディなサービス提供システムを構築し、資源の共有を実現するものである。

国家科学技術図書文献センター(NSTL)の彭以褀主任は、「2017年、NSTLは国家三大戦略の研究に向けて科学技術情報のサービスを更に強化し、三大戦略の情報サービスを一つのプロジェクトに統合することを推進した。また、サービス内容、方法とサービス・メカニズムを革新し、情報サービス・プラットフォームの建設、三大戦略沿線文献情報機構の独自のリソースとサービスの集成を展開した。さらに、プラットフォームをベースにモニタリング速報、科学技術参考ダイジェスト、『一帯一路』沿線国家の科学技術競争力分析、京津冀(北京・天津・河北省)産業の協同発展、長江経済帯生態環境等の方面での情報サービスを展開して、一定の成果を挙げた」と指摘した。

国家科学技術図書文献センター(NSTL)、中国科学院文献情報センターの共催による「情報共有を実現し、国家三大戦略を支援」ハイレベルフォーラムが同時期に開かれた。同フォーラムでは、中国科学院文献情報センターの劉会洲主任は、「『一帯一路』、長江流域の発展、京津冀(北京・天津・河北省)地域の発展は国家経済と社会発展の核心である。NSTLは国内の重要な科学技術情報機構を組織し、三大戦略の実施に科学技術情報サービスを提供することは非常に有意義である。NSTLのメンバーとして、中国科学院文献情報センターはNSTLの各サービス業務に対して保障し、積極的にサポートする」と表明した。

同フォーラムは「『国家三大戦略』政策と注目された問題」、「NSTLによる『国家三大戦略』情報サービス成果のシェアリング」、「『国家三大戦略』科学技術情報サービスの共通性問題」のテーマを巡って研究討論を行って、三大戦略の方面での政策専門家、科学研究専門家及びNSTLメンバー、「一帯一路」沿線の関連科学技術情報機構の代表らを招いてより深く討論と交流を実施した。

※国家三大戦略:「一帯一路」、京津冀(北京・天津・河北省)協同発展、長江経済帯。
※シルクロード経済帯:中国の習近平国家主席が提唱した経済圏構想の一つで、中国から中央アジアを経てヨーロッパに至る貿易ルートを構築するというものである。
※海上シルクロード:中国の習近平国家主席が提唱した経済圏構想の一つで、中国沿岸部と東南アジアインドアラビア半島アフリカ東を結ぶ地域でインフラ整備及び経済貿易関係を促進するというものである。
※長江経済帯:長江沿岸地方の経済圏を指し、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、湖北省、湖南省、重慶市、四川省、雲南省、貴州省等の11省・市をカバーし、面積は205万平方メートル、人口とGDPは全国の40%を超える。
※京津冀(北京・天津・河北省)協同発展:新しい形の国内経済を牽引していく国家新型城鎮化計画で、「北京市天津市河北省」の2市・1省を含む、「中国の重大な国家戦略」と位置付け、交通等のインフラ建設、生態環境保護建設及び産業移転を通じて未来に向けて新たな首都経済圏を作り上げ、地域の共同発展を促進する。

[JST北京事務所]