[本文]

デイリーウォッチャー
国名:
フランス
公開機関:
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
元記事公開日:
2017/10/31
抄訳記事公開日:
2017/12/26
元記事の言語:
フランス語

2015年の企業における研究者の社会職能的特性

Les caractéristiques socioprofessionnelles des chercheurs en entreprise en 2015

本文:

高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)が発行する”Note Flash No.16″(2017年10月)の標記記事の概要は以下のとおり。

・2007~2015年の期間で企業の研究者数が顕著に伸びている。
2015年にフランス企業の研究開発部門で働いている34万8,000名のうち、22万6,000名が研究職に就いている。これはフルタイム(研究開発業務に73%の時間を割いている)換算で16万6,000名の研究者に相当する。研究者の実員数は2007~2013年の間年あたりで大きく伸びた(+8.2%)が、2013~2015年の間の伸びは緩やか(+1.4%)になっている。

・企業研究者のうち、女性は20%で、全体として男性より若い。
企業の研究者は全体として比較的若く、半数が39歳以下である。50歳を超える研究者は全研究者の19%である。2015年、研究者全体の20%に当たる約4万6,000名の女性研究者が企業での研究業務に従事している。これら女性研究者は最も低い年齢層のかなりの部分を占めている。35歳以下の研究者のうち24%が女性である。

・企業研究者の半数以上が、理工系グランゼコールの学位取得者である。
企業は2015年の研究開発業務で約12万7,000名の理工系グランゼコールの学位取得者(56%)、および2万7,000名の博士号取得者(12%)の雇用を届け出ている。

・企業における主たる研究分野では女性の進出が少ない。
企業における研究者の研究分野は、工学、数学、ソフトウェア、物理学に集中している。2015年は研究者の5名中4名がこれらの領域で研究をしているが、女性は少ない。

・企業における研究者の社会職能的特性はその企業の研究分野に大きく依存する。

・企業研究者の5%が外国籍で、その約半数がEUの出身である。

[DW編集局+JSTパリ事務所]